ストックフォトについて

ストックフォトとは

ストックフォトとは、撮影した写真や動画を「素材」として販売サイトに登録し、企業や個人が必要に応じて購入・使用できる仕組みです。

登録された写真は、企業のWebサイト、広告バナー、パンフレット、SNS投稿、YouTubeサムネイル、資料、アプリ紹介ページなど、さまざまな用途で使用されます。

代表的なストックフォトサイトには、PIXTA(ピクスタ)、Adobe Stock、Shutterstock などがあります。

一般的な広告撮影との違い

一般的な広告撮影は、企業やブランドが事前に決まっており、その広告のために撮影が行われます。

一方、ストックフォトは撮影時点では使用者が決まっていません。

写真は素材として公開され、購入者がライセンスを取得して使用します。

使用する企業・媒体・期間を事前に特定できない点が大きな違いです。

ストックフォトモデルとは

ストックフォトモデルとは、上記のストックフォト素材に出演するモデルのことを指します。

撮影は特定の商品や企業を前提とせず、「幅広い用途で使える汎用的なイメージ」を目的として行われます。

ビジネス、ライフスタイル、医療、美容、教育、家族、季節イベントなど、多様なテーマで撮影されます。

撮影の流れ

  1. 撮影内容の確認
     テーマやイメージ、服装などを事前に共有します。
  2. 撮影
     設定されたテーマに沿って撮影を行います。
  3. モデルリリースへの署名
     写真を販売するための肖像権使用同意書に署名します。
  4. 販売サイトへ登録
     撮影者が写真をストックフォトサイトへ登録します。
  5. 販売・使用
     写真が公開され、購入者がライセンスを取得して使用します。

削除・利用について

モデルリリースに署名した時点で、写真は販売・利用を前提とした素材となります。

一度公開された写真を、後から完全に取り消すことはできません。

すでに購入された素材の使用を止めることもできません。

ストックフォトサイトでは利用規約が定められており、違法行為や誹謗中傷、公序良俗に反する使用は禁止されています。

ただし、使用される媒体や企業を事前に指定・管理することはできません。

競合について

使用者を事前に特定できないため、特定の業界やブランドの広告に使用された場合、将来的に競合案件へ出演できなくなる可能性があります。

化粧品・医療・金融・教育などに限らず、幅広い業種で競合制限が発生する可能性があります。

将来的に特定ブランドとの専属契約や広告出演を目指している場合は、この点を理解したうえで判断する必要があります。

参加を検討する方へ

ストックフォトは、一般的な広告撮影とは仕組みが異なります。

使用者を事前に特定できないこと、削除が困難であること、競合制限が発生する可能性があることなど、特有の性質があります。

一方で、初心者でも参加しやすい撮影形態でもあります。

これらの特性を理解したうえで、自身の活動方針と照らし合わせて判断することが重要です。